中学一年生O君がジュニア・ゴルフスクールへゴルフ留学
中学一年生のO君は二回目のゴルフ留学ですが、週末も含めて毎日朝から晩まで徹底的に指導してくれるマイクスミス・ゴルフスクールに納得され、再留学となりました。
基本的な一日のスケジュールとしては、午前中レッスンで午後からラウンドレッスン、ラウンド後時間があればレンジに戻り又練習します。
早速現状のチェックがされました。 前回かなり良くなって御帰国されたのですが、テークバックでのスウェー、頭の上下、捻転不足などが見受けられマイクさんマサさんでレッスンが進められていきました。
マイクさんのレッスン後にマサさんが練習をみておられるとマイクさんも時間が空いたからとみんなの練習の様子をチェックに来られました。 本当に徹底して指導してくれますよね。
今日は捻転不足の修正ですが左脇が開く癖のあるO君には、色々な器具を使ったりして徹底的にレッスンが行われていきました。
捻転不足が無くなってきたら、飛距離を出す為の右腕の使い方などが本日レッスンされましたが、レンジで練習している時に自分で「ワッ、飛距離が伸びてきている。」と言われたのが大変印象に残っています。
スイングとしてはかなり良くなってきているのですが、まだ少し左の脇が開いたりする癖が出ますのでそこに重点をおいてのレッスンが始まりました。 スパインアングルをキープする事の大切さなども指導され、一回一回コンピューターで確認しながらの丁寧なレッスンが続けられていきました。
マイクさんがマサさんに「今日は何時にティータイム取ってある?」聞かれ、「一時半」と答えられると「時間があるから俺も見に行く」と言われ、急遽マイクさんのラウンドレッスンが午後から行われました。 トッププロのラウンドレッスンはみなさん御存知の様に大変高いですが、マイクさんは気楽にやってくれて本当に凄いと思いました。
本日は昨日のラウンドレッスンの結果も踏まえてのレッスンが始まり、スイングとしては大変良くなっていきました。 コンピューターでO君のスイングを確認した時のマイクさんの笑顔を見て頂ければ理解して頂けると思いますが、マイクさんも大変喜んでおられました。
本日はまだ時々でるスウェーの矯正がメインに行われました。 スウェーしない時は綺麗にプレーン上をクラブが走っており、この感覚を身に付けるように練習してくださいと指示があり、後はラウンドで調子が悪かったパッティングのレッスンに移って行きました。
本日は最後のレッスンですが、少しすくい上げる打ち方をしているO君に肩をレベルに回す感覚の指導が行われ非常に素晴らしいスイングに直っていきました。
O君は日本で走り込みをやったりしてくれていたので下半身はかなり強くなって来られましたが、まだまだ腹筋、背筋などの上半身の筋力が弱く、マイクさんから次回来るまでにトレーニングをして上半身を鍛えて欲しいと、そのやり方を色々と指導されて今回のゴルフ留学を終わられました。
O君、お疲れ様でした。 マサさんから「お肉も食べてしっかり体を鍛えるように。」と何度も言われたそうですが、筋力が無いとどうしても力任せにクラブを振ってしまいスイングを崩してしまいますので、トレーニングをしながら食事もしっかりと取ってくださいね。
マサさんのお話では「少しずつ体力も付いてきているので、今回はバックティーからやらせました。」との事でしたが、ゴルフはリズムが大切ですから、距離にビックリする事無く自分のリズムで打てたらティーなんてあまり関係なくなります。 ただ単に短い距離を打たせてスコアーを良くするだけでなく、先を考えて指導していかれるのは本当に素晴らしいですね。
200ヤードのショートホールを前回はドライバーでも届かなかったのに今回は5番ウッドで楽々ワンオンされていたそうですが、自分のリズムをしっかりとつかまれたからだと思います。
O君は大変ゴルフセンスのある方だとマサさんから聞いていますが、次回来られるまでにもっと体力がつけば、他の先輩ジュニア達と対等にプレー出来ますから 頑張ってくださいね。
※室内でのパッティング・レッスンの様子ですが、スゥィートスポットを外さないように低く出されているヘッドが良く解りますね。
※毎日の様にラウンド後は練習グリーンで日没までパッティングの練習をしておられましたが、その成果は出てきていると思います。
マサさんもいつも日没までおられパッティングを見ておられたそうですが、「非常に距離感も良くなってきており、これからが楽しみです。」との事でした。
こういった練習は自由ですが、みなさんが練習されるからにはマサさんも日没までであろうと一緒にいて指導してくれます。本当に凄いゴルフスクールですよね。