W様、シングル入り、おめでとう御座います。
☆☆☆最初来られた時はコルセットにサポーターという事で、マイクさんマサさんなどみなさんが心配されましたが、この度ハンデ8.0になられたとお聞き致し、ゴルフアカデミーの全員が大喜びです。
毎日努力されていた御様子が次々に脳裏に浮かんできます。ゴルフに限界はありませんし年齢も関係ありません、これからは片手のシングルを目指して頑張ってください。
ゴルフレッスンを受けにW様がマイクスミス・ゴルフアカデミーへ来られました。
ゴルフ暦40年、ハンデ10の63歳になられるW様は日本でプロのゴルフレッスンを三年間程受けておられたのですが、スコアーが伸び悩んでおられましたので 本場アメリカのゴルフを知りたくなり「谷将貴プロ」や「井上透プロ」を育てたマイクスミス・ゴルフアカデミーへゴルフレッスンを受けに来られました。
ここのゴルフレッスンは全て個人レッスンで貴方だけのゴルフレッスンとなります。 W様の場合はリタイヤされているので時間はありますと、三週間フルにゴルフレッスンを受けられました。
しかし、こちらに来られた時は腰にコルセットを着け左ひざにはサポーターという事でマイクスミス先生も大変心配しまして、先ずはご本人のご意向を伺う事から始められました。
※これはゴルフレッスンを始める前の打ち合わせの様子です。ゴルフレッスンをやるにあたりご本人から自分のスイングで納得のいかない点や修正したい点などをお聞きすると共に、腰や膝が悪くならないようにマイクさんがゴルフレッスンのカリキュラムを自分で考えてます。
ハンデ10との事ですから基本を教えるのではなく、ご本人との打ち合わせによって方針を決め、ゴルフレッスンしながら方向転換もしていくやり方だそうです。もちろんご本人の疑問などにもゴルフレッスン中にお答えしていかれます。
ミーティングが終わり早速現在のスイングをマイクさんがチェック、ポスチャー(姿勢)について、ウェイトの掛け方、テークバックの間違い、 トップ位置の間違いなどを指摘され、直ぐにゴルフレッスンが始まりました。
日本で習ったのと全く違うという事で大変ビックリされていましたが、必死で修正にはげんでおられました。
※この日の最後に「スイングが良くなれば腰痛はなくなります。」というマイクの言葉がありましたが、 それくらい以前のスイングは腰に負担を掛けていたのです。
※ゴルフレッスン一日目は金曜日でしたので、土、日、月曜と三日間マイクさんに習った事を練習され火曜日に二日目のゴルフレッスンとなりました。
初日のゴルフレッスンで指摘されたところを三日間頑張って努力されたのですが、長年の癖はそう簡単にとることは出来ませんでした。
ゴルフレッスン二日目も体重移動のやり方や、スイングでの肩の回し方などを徹底的に指導が行われました。
※ゴルフレッスンは時々ビデオも使いながら、何処が悪いのかを御自分の目でしっかりと確認して頂きながら、ゴルフレッスンが続けられていきました。ビデオで見せられ御本人も納得です。
以前からトップ気味にボールに当ると悩んでおられたのですが、これが一番の原因で以前からの悪い癖でした。肩の止まった振り子スイングですから 当然薄く当ります。
ゴルフレッスンの成果も出てきてスイングがかなり良くなってきていましたし御本人のリクエストもあり、四日目にはアプローチとパッティングのゴルフレッスンがなされました。
アプローチは昔のスイングの癖が出て極端にインサイドに引かれるのでそれを矯正したり、パッティングは初心にかえりグリップの仕方から色々な練習方法までレッスンが続けられました。
もちろん習われた後は毎日朝からアプローチの練習をされたりしておられましたが、やはりハンデ10だけあって覚えられるのも早く自分のものにしていかれました。
ゴルフレッスン最大の目的であるフルスイングのチェックは毎日続けられましたが、五日目は御本人の御希望でショートアイアンについてのゴルフレッスンです。
引っ掛け上げる癖を取り、バックスピンが掛かる様にと打ち込み方のレッスンは、ターフを取った後を見て頂ければわかります様に、大変に上手く打っておられました。
しかし、昔の癖は完璧に治った訳ではありませんので、時々は薄く当ったりもしましたが、ここまでくると御自分で何が悪かったかが判りますので、 真剣に練習に励んでおられました。
ゴルフレッスンの無い日でも毎日練習されていて、自分で納得がいかない点や習ったスイングのイメージがどうしても良く理解出来ない事などがあるとマイクさんに何度も質問されていて、又マイクさんも色々な練習ドリルを教えていたのが大変印象的でした。本当に熱心な方でした。
バンカーショットについても習っておきたいとの事でレッスンがありました。
グリーンに乗ってからランが出る打ち方とグリーンに乗ってから止まる打ち方とを指導されたのですが、それぞれのグリップの持ち方から習われて器用に打ち分けておられましたね。
ゴルフレッスンを受けられる時はもちろんの事、ゴルフレッスンが終わってから自主練習をされる時もインストラクターのマサさんがチェックし続けておられました。 理由は、ゴルフレッスン後一人で練習しても、自分では自分のスイングが見えないのでそれが正しく行われているかどうかは本人では分からないからです。
このアカデミーでゴルフレッスンを受けられたみなさんの上達の早い理由は、練習中もインストラクターが見てくれるからです。 これは日本から来られたみなさんに限られた時間で上達して欲しいというマイクスミス先生他全てのインストラクターの願いでもあるからです。
日本でのレッスンの様子は判りませんが、もし日本でもレッスンを受けられる時は誰か気心の知れた方を同伴して頂き、ゴルフレッスン後の練習ではその方に見てもらって習った通りに出来ているかを確認されたら、みなさんも早くスイングの修正等出来るのではないでしょうか?
W様が昔の振り子スイングに戻らずに、レッスンで習われたスイングが続けられます様に願っています。
W様の場合は御自分の体力を過小評価されて非常に柔らかいシャフトを使っておられましたが、みなさんは大丈夫ですか? あまりに柔らかいシャフトを使いますとスイングが悪くなってしまい体に余分な負担を掛けてしまいますので、みなさんも十分気をつけてください。
こちらでレッスンを受けられる方はただ単にスイングだけでなく、そういった点も含めてアドバイスいたします。
レッスンを受けられて二週間程経った頃でしょうか、コルセットをはめ忘れてこられそのままレッスンと練習を続けられましたが、後で気がつかれて ビックリしておられました。腰が痛くなくなっていたそうです。
スイングを正しく修正する事によって腰痛もなくなるんです。ゴルフで腰を痛めておられる方がありましたら、一度スイングを本当のレッスンプロに 見て頂いてはどうでしょうか???
最終日のレッスンが終わってからデザートコースの Wolf Creekでプレーされました。
この雄大さに感動して頂けた事は言うまでもありませんが、最後のチェックとしてマサさんがラウンド中にスイングを見せて頂いた限りでは 大変素晴しいスイングをしておられたそうです。中でも際立っていたのが20~50ヤードのショートアプローチショットだったそうで、全てのショートアプローチが1m以内に ピタリと止まっていたそうです。
今回W様より「満足度120%」という御言葉を頂きまして、スタッフ全員喜んでいます。