ミスS様がゴルフスクールにゴルフ留学されました。
☆S様は昨年初めてこちらのゴルフスクールにゴルフ留学されたのですが、一週間という短期間だったので基本スイングのチェックと、バンカーショット、アプローチ、パッティング等の基礎を一通り習われました。
一週間のゴルフ留学ではゴルフスクールで習うには実質五日しかなく、ゴルフスクールで習った事をアメリカにいる間に自分のものとして吸収する事は大変で帰国されてからも少し悩んでおられました。
御帰国後はメールにてビデオクリップを送って頂き、スイングチェックをしてメールにて修正ポイントをお伝えする方法をとっていましたし、三月にはインス トラクター/アシスタント・ティーチングプロのマサさんが日本を訪問されましたので、その時にレッスンを受けられ一番の悩みだったスライスの修正をされた との事でした。
今回マイクスミスはジュニアの試合に出かけていますので、スコットドレイパー・プロのレッスンとキャロル・デービス・プロのレッスンを受けられました。 マサさんのお話では、「女性には女性しか分からない事もあるのではという事で、キャロル・デービス・プロのレッスンも組み入れた」との事でした。
先ずは現在のスイングチェックです。
お仕事が忙しく練習に行く暇もあまり無かったという事で、ゴルフスクールで習われた時よりスイングはかなり悪くなっておりました。
頭は逆に反り背中も逆反り状態、コッキングはかなり保たれていましたが、肘はインパクト後も曲がったままで、せっかく溜めたパワーも出しきれず、飛距離は伸びていない状態でした。
昨年ゴルフスクールに来られたのが短期間という事で習ったスイングを身につける事が出来ず、スコアーも110前後でプレーしておられたとの事でした。
今回は何としても100を切りたいとの強い御意志を示されましたので、ゴルフスクールのスタッフ全員がS様の希望をかなえるべく、努力させて頂きました。
ゴルフスクールでは到着翌日から早速厳しい練習が始まりました。
マサさんが午前中にS様の現在の状態をチェックしながら現状の把握をし、午後はキャロル・デービスに現状を話しされ、その後キャロル・デービスによる細かいチェックがされていきました。
又S様は英語が得意ではないという事でしたのでキャロルのレッスンにマサさんも同席され、インストラクター兼通訳として又マサさんの感覚もプラスしながら、細かく二時間に渡るレッスンが続けられました。
翌々日はゴルフスクールのトップ・インストラクターであるスコット・ドレイパーのレッスンが二時間続けられました。
スコット・ドレイパーの親切丁寧な説明と指導にS様は感心しておられました。
コンピューターによるスイング分析、そして、修正ポイントの説明、そして修正の為のドリルをやって頂き、本当に効果的なレッスンが二時間に渡り続けられ、S様も疲れも見せずに真剣に聞き、又スイング修正に励んでおられました。
今度こそは何としても成果を出したいというS様のお気持ちがひしひと伝わる感じでした。
翌日もスコット・ドレイパーとマサさんによる熱烈指導が開始されました。
修正ドリルをやってはボールを打ち、何度か繰り返したらビデオに収めてコンピューターによるスイングチェック。
これを何度も何度も繰り返しながら、スイングがどれだけ修正出来たかについて確認していきました。
マサさんもスコットも必死で指導されましたが、S様も一生懸命に努力されていたのがとても印象的でした。
右下の写真を見て頂ければお分かりになると思いますが、インパクト後両方の肘がしっかりと伸びて力強いインパク トをむかえておられました。 S様は、スイング軌道、体重移動を含めたスイングリズム、タイミング、今回の留学ではこれらを確実に自分のものにされたもの と思います。
マイクスミス・インターナショナル・ゴルフアカデミーのスタッフ全員が、満足できる結果を出せた事を誇りに思っています。 本当にマイクスミス・イン ターナショナル・ゴルフアカデミーのみなさんは、何としても生徒さんの技量アップ、実力アップをして差し上げたいといつも真剣である事が、今回良くわかり ました。
*上の写真は最後の最後に撮影した写真ですが、姿勢の逆反り、頭の逆反り等々も無くなり、コックもより一層キープされたダウンスイングで、又インパクト後には両方の腕もしっかりと伸びて、全てのパワーをボールにぶっつけているのが良くわかります。
これで飛距離も伸びもっともっと素晴らしいゴルフが出来るのではと思います。
*今回S様は殆どの時間をゴルフスクールでスイング修正の練習に費やされましたが、合計で4ラウンドされましたのでその結果を御報告致したいと思います。
もちろんラウンドは毎回マサさんがラウンドレッスンしながら行われ、各ホールの攻め方、攻める時の考え方、特殊な状況でのセットアップの仕方などを指導されました。
今までは110前後でプレーしておられたS様ですが、1st ラウンドが95、2nd ラウンドが95、3rd ラウンドが92でした。 これで気を良くされたのか、最後のラウンドはメスキートにあるオアシス・パーマーコースでの卒業試験となりました。
結果は丁度100でしたが、あのデザートコースの超難しいコースでの100ですから、マサさんのお話では普通のコースで考えると90くらいでプレーしたのと同じだという事でした。
凄い進歩ですよね、もうこれでS様も「100叩きとはさようなら。」だとゴルフスクールのスタッフ全員が信じています。
※S様、お疲れ様でした。